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使い方・操作方法

ClaudeCodeのスラッシュコマンド完全一覧【保存版】使い方とおすすめ20選

ClaudeCodeのスラッシュコマンドを完全網羅。/init、/clear、/compact、/help、/model、/permissions、/memory、/resume、/agentsなど主要コマンドの使い方を初心者向けに丁寧に解説します。

2026-05-10·約21分で読める·#claude-code#slash-commands#cli
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ClaudeCodeのスラッシュコマンド完全一覧【保存版】使い方とおすすめ20選

ClaudeCodeを使い始めて最初に戸惑うのが、ターミナル上で「/(スラッシュ)」を打ったときに表示される大量のコマンドです。何ができるのかひと目では分かりにくく、結局「ChatGPTのようにメッセージを送るだけ」で終わってしまう人も少なくありません。しかし、スラッシュコマンドはClaudeCodeの本領を引き出す鍵であり、これを覚えておくだけで作業効率が体感で2〜3倍変わります。本記事ではClaudeCodeのスラッシュコマンドの全体像と、初心者がまず覚えるべきおすすめ20選を、コピペで使える例とともに徹底解説します。プログラミング未経験の方でも迷わないよう、専門用語は最小限に抑えました。読み終わるころには、ターミナルで「/」を入力するのが楽しくなっているはずです。

結論:まずこの5つだけ覚えれば十分です

ClaudeCodeのスラッシュコマンドは数十種類ありますが、毎日使うのは実は限られています。最初に覚えるべきは次の5つです。

  1. /init … プロジェクトの「説明書」(CLAUDE.md)を自動生成する
  2. /clear … 会話履歴をリセットして、まっさらな状態から再スタートする
  3. /compact … 長くなった会話を要約して、Claudeの記憶領域(コンテキスト)を節約する
  4. /help … 使えるコマンドの一覧を表示する
  5. /resume … 前回の会話を呼び戻して、続きから作業する

この5つを使いこなせば、ClaudeCodeでの作業時間が劇的に短くなります。とくに /clear/compact は、Claudeが「話がかみ合わなくなってきたな」と感じたタイミングで使う「リセットボタン」と「整理ボタン」のような存在です。さらに慣れてきたら /model(モデル切替)、/permissions(権限管理)、/memory(メモリ編集)、/agents(サブエージェント)、/mcp(外部ツール連携)などに進むのが王道のステップ。本記事は「最低限の5つ」→「便利な追加15選」→「FAQ」の順で構成しているので、上から順に読み進めれば自然に身につく構成になっています。スラッシュコマンドはClaudeCodeを「ただのチャットAI」から「自律的なAIエンジニア」へと変える魔法のスイッチです。今日からぜひ、自分の手になじませていきましょう。

h2-1. そもそもスラッシュコマンドとは?ClaudeCodeでの位置付け

スラッシュコマンドとは、ターミナルでClaudeCodeを起動した状態で「/」を先頭に入力する特別な命令のことです。普通のメッセージ(自然言語の指示)はClaudeが解釈してファイル操作やコマンド実行に変換しますが、スラッシュコマンドは「ClaudeCodeというアプリそのものに対する操作」を直接指示するものです。たとえば /clear は「会話履歴を削除して」という指示ですが、これはClaudeに頼むのではなくClaudeCodeアプリが直接処理します。だから一瞬で完了しますし、AIの推論枠(トークン)も消費しません。

イメージとしては、Slackやdiscordの「/」コマンドに近いものです。Slackで /remind と打てばリマインダーが立ち上がるように、ClaudeCodeでも /init/help を打てば対応する機能が即座に動きます。チャット欄に「会話を消して」と書いてもClaudeは消せませんが、/clear なら確実に消えます。この違いを理解することが、ClaudeCodeを使いこなす最初の一歩です。

スラッシュコマンドには大きく2種類あります。

  • ビルトインコマンド:ClaudeCode本体にあらかじめ組み込まれているもの(/init/clear/helpなど)
  • カスタムコマンド:ユーザーが自分で作成して再利用できるもの(.claude/commands/ フォルダにMarkdownファイルとして保存)

カスタムコマンドは中級者向けですが、「よく使うプロンプト」を /review/test のような短いコマンドにまとめておけば、毎回長い文章を打たずに済みます。最初はビルトインだけで十分。本記事もビルトイン中心に解説していきます。

h2-2. 必修コマンドその1:`/init` でプロジェクトの土台を作る

ClaudeCodeを新しいプロジェクトで使い始めたら、最初に打つべきは /init です。これは「このプロジェクトについて、Claudeにあらかじめ教えておくべき情報」をまとめた CLAUDE.md というファイルを自動生成してくれるコマンドです。

$ claude
> /init

/init を実行すると、ClaudeCodeはカレントディレクトリ以下のファイル構成、package.jsonREADME.md などを読み取り、「このプロジェクトはNext.jsのアプリで、TypeScriptを使っていて、テストはJestで書かれている」といった内容を自動でまとめてくれます。出来上がる CLAUDE.md には、ビルドコマンド、テストコマンド、コーディング規約、ディレクトリ構成などが記載されており、これ以降の会話ではClaudeが毎回このファイルを参照してくれるようになります。

なぜこれが重要かというと、CLAUDE.md がないと毎回「このプロジェクトはNext.jsで……」と説明し直す必要があり、しかもClaudeは推測でコードを書いてしまうため、既存の規約と違う書き方をしてしまうリスクがあるからです。/init を一度実行しておくだけで、Claudeはあなたのプロジェクトの「常識」を理解した状態で動いてくれます。

生成されたファイルは必ず一度自分の目で確認しましょう。間違っている記述や古い情報があれば手動で修正します。CLAUDE.md の書き方は別記事で詳しく解説しているのでそちらも参照してください。

h2-3. 必修コマンドその2:`/clear` と `/compact` で会話を整理する

ClaudeCodeを使っていると、会話が長くなるにつれて「Claudeの返答が遅くなる」「以前の話を忘れてしまう」「ピントのずれた回答をする」といった現象が起きます。これはClaudeが扱える情報量(コンテキストウィンドウ)に上限があるためです。この上限に近づいてきたら、次の2つのコマンドで整理します。

`/clear` :完全リセット

> /clear

会話履歴を完全に削除して、Claudeを「まっさらな初対面」の状態に戻します。別のタスクに切り替えるとき、もしくは話がこじれて修正が難しいときに使います。CLAUDE.md の内容は引き続き参照されるので、プロジェクトの基本情報は失われません。

`/compact` :要約して圧縮

> /compact
> /compact ここまでの設計方針だけ残して、デバッグログは捨てて

これまでの会話をClaudeが要約して、重要な情報だけを残した短い形に圧縮します。「リファクタリング作業の途中だが、コンテキストが重くなってきた」というときに最適です。引数として「何を残してほしいか」を指定すると、より精度の高い要約になります。

使い分けの目安は次の通り。

  • 別の作業に移るとき → /clear
  • 同じ作業を続けたいけど重くなってきたとき → /compact

h2-4. 必修コマンドその3:`/help` で迷子にならない

ClaudeCodeの全コマンド一覧を表示するのが /help です。

> /help

バージョンアップで新しいコマンドが追加されることが頻繁にあるため、月に一度は /help を眺めて新機能をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。

似たコマンドに、各コマンドの詳細を表示するヘルプ表示があります。たとえば /model --help のような形で個別の説明を見られる場合もあります。困ったらまず /help、これだけ覚えておけば迷子になりません。

h2-5. 必修コマンドその4:`/resume` で前回の続きから再開する

ターミナルを閉じてしまっても、/resume を使えば前回の会話を呼び戻して続きから作業できます。

$ claude
> /resume

実行すると、最近の会話セッション一覧が表示され、矢印キーで選んでEnterを押すと、その会話が復元されます。ファイル編集の途中で席を立った日の翌日に、まったく同じ文脈から再開できるのは大きな強みです。

長期プロジェクトで「機能Aの実装は月曜のセッション、機能Bの調査は火曜のセッション」のように分けて管理すれば、それぞれのコンテキストが混ざらずクリーンに保てます。複数の作業を並行して進めるエンジニアにこそおすすめのコマンドです。

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h2-6. 中級者向けコマンド15選:作業効率を底上げする

ここからは、慣れてきたら少しずつ覚えていきたいコマンドを15個紹介します。それぞれ短めに、用途と使いどころに絞って解説します。

1. `/model` :モデルを切り替える

> /model opus
> /model sonnet

軽い作業はSonnet、難しい設計はOpus、と使い分けるとコストを抑えつつ品質を保てます。ただし社内ルールで「Opus固定」と決まっている場合は変更しないでください。

2. `/permissions` :実行可能なコマンドを管理する

> /permissions

npm install は許可する」「rm -rf は禁止」など、Claudeが勝手に実行できる範囲をGUIで設定します。安全運用の要です。

3. `/memory` :CLAUDE.mdをエディタで編集

> /memory

CLAUDE.md(プロジェクト用)または ~/.claude/CLAUDE.md(ユーザー用)をその場で開いて編集できます。新しいルールを追加したいときに便利です。

4. `/agents` :サブエージェントを管理

> /agents

特定の役割(レビュー専門、テスト専門など)を持つサブエージェントを定義・呼び出せます。複雑なプロジェクトで効力を発揮します。

5. `/mcp` :MCPサーバー連携

外部のツール(Slack、Notion、GitHubなど)とClaudeCodeをつなぐMCP(Model Context Protocol)サーバーの一覧と接続状況を表示します。

6. `/login` / `/logout`

Anthropicアカウントへのサインイン・サインアウト。複数アカウントを切り替える際に使います。

7. `/status`

現在のセッション状況、使用中のモデル、ログイン状態などをまとめて表示します。「今どのモデルで動いてる?」とすぐ確認したいときに。

8. `/cost`

セッション中のトークン使用量と推定コストを表示。Maxプランでない方は要チェックです。

9. `/config`

ClaudeCodeの設定画面を開きます。テーマ、エディタ連携、デフォルトモデルなどをここで変更できます。

10. `/review`

ステージング中の変更や直近のコミットをレビューしてもらえます。プルリクを作る前に走らせるのが定番。

11. `/pr_comments`

GitHubのプルリクエストに付いたコメントを取得して、修正対応を依頼するときに使います。

12. `/install-github-app`

ClaudeCodeのGitHub Appをインストールして、PR上で @claude メンションを使えるようにします。

13. `/bug`

ClaudeCode自体の不具合をAnthropicへ報告するためのコマンド。再現手順を含めて送れます。

14. `/doctor`

ClaudeCodeのインストール状態や依存関係の健全性を診断します。「動かない」と感じたらまずこれ。

15. `/exit` または `Ctrl+D`

セッションを安全に終了します。/exit で抜けてから claude で再開→ /resume の流れが基本です。

h2-7. カスタムスラッシュコマンドを自作する

慣れてきたら、自分専用のスラッシュコマンドを作りましょう。プロジェクトのルートに .claude/commands/ というフォルダを作り、Markdownファイルを置くだけで完成します。

$ mkdir -p .claude/commands
$ touch .claude/commands/test.md

test.md の中身を次のようにします。

---
description: "プロジェクト全体のテストを実行し、失敗箇所を要約する"
---

`npm test` を実行してください。失敗があれば、ファイル名・行番号・エラー内容を箇条書きで要約してから、修正案を提示してください。

これだけで /test というコマンドが使えるようになります。チームで共有しているリポジトリにコミットしておけば、メンバー全員が同じコマンドを使えます。「毎回同じプロンプトを打っているな」と感じたら、それはカスタムコマンド化のサインです。

h2-8. スラッシュコマンドを使うときの注意点

便利なスラッシュコマンドですが、いくつか気をつけるべき点があります。

第一に、/clear は取り消せません。重要な情報をやり取りした直後に誤って実行すると、その内容は失われます(厳密にはセッションログに残りますが、Claudeの「現在の記憶」からは消えます)。実行前に「本当に消していい会話か?」を一呼吸おいて確認しましょう。

第二に、/permissions で許可した権限はプロジェクト全体に影響します。「とりあえず全部許可」にしてしまうと、Claudeが意図しないコマンドを実行するリスクが上がります。最初は厳しめに、必要に応じて少しずつ緩める運用が安全です。

第三に、/model でモデルを切り替える場合、Sonnetなどの軽量モデルは速い反面、複雑な設計判断では精度が落ちます。重要な作業では必ずOpusに戻しましょう(社内ルールでOpus固定の場合は切り替え自体をしないこと)。

第四に、カスタムコマンドの中身は実質「プロンプト」です。秘密情報(APIキー、パスワード)を絶対に書かないでください。.claude/commands/ はGitにコミットされる前提のフォルダです。

FAQ:ClaudeCodeのスラッシュコマンドのよくある質問

Q1. スラッシュコマンドの一覧をすぐ見たいときはどうすれば? A. /help を実行してください。インストール済みのバージョンに応じた最新の一覧が表示されます。

Q2. /clear/compact は何が違うのですか? A. /clear は会話を完全に削除、/compact は要約して圧縮します。同じ作業を続けたいなら /compact、別のタスクに切り替えるなら /clear です。

Q3. カスタムスラッシュコマンドはどこに置けばよいですか? A. プロジェクト用は .claude/commands/、自分専用は ~/.claude/commands/ に置きます。前者はチーム共有、後者は個人用です。

Q4. /model でSonnetに切り替えると安くなりますか? A. 一般的にSonnetはOpusより安価です。ただし複雑な作業では精度差が出るため、軽い作業に限定して使うのがおすすめです。

Q5. スラッシュコマンドはWindowsでも使えますか? A. はい。MacもWindowsもLinuxも同じコマンドが使えます。WindowsはWSL(Windows Subsystem for Linux)経由が推奨です。

Q6. /init を再実行しても安全ですか? A. 既存の CLAUDE.md を上書きする可能性があるため、必ず事前にバックアップかコミットを取ってください。

Q7. 間違えて /clear を実行してしまったら復旧できますか? A. /resume で直前のセッションを呼び戻せる場合があります。ただし完全な復元は保証されないため、重要な作業ログは別途メモを残しておくと安心です。

まとめ

ClaudeCodeのスラッシュコマンドは「単なるショートカット」ではなく、AIエンジニアとしてのClaudeを正しく操縦するためのコックピットです。まずは /init/clear/compact/help/resume の5つを完璧に。慣れてきたら /model/permissions/memory/agents といった中級コマンドへ。さらに自分専用のカスタムコマンドを作れば、毎日のルーチンが目に見えて軽くなります。「コマンドを覚える」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、本記事の20個は全部覚える必要はありません。今日使う1〜2個から始めて、必要に応じて少しずつ増やしていけば十分です。スラッシュコマンドはClaudeCodeをパワフルにするだけでなく、あなた自身の仕事の進め方も整えてくれるはずです。

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